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FEBRUARY 3, 2017

イマクニ?LINEスタンプはこうして作られた【後編】
--申請、リリース、その後の売り上げ--

短期でスピーディにつくるつもりが、発案から完成まで2か月も費やしてしまった。ついつい凝ってしまうのはいつもの悪い癖だ。しかしそのぶん、やりたいこと・楽しいことを詰め込んだ納得の仕上がりになった。
後編では、申請からリリースまで、そして気になる売り上げを詳らかにご紹介する。

2016年9月9日
~スタンプ申請~

最終の微調整を経て、いよいよ申請へとこぎつけた。前述の通り、クリーチャーズでは『aDanza』のスタンプをリリースしているので、クリエイターズスタンプの同じアカウントページに必要事項を入力して、申請ボタンを押すだけだ。

ところで「猫も登場!イマクニ?スタンプ」というタイトル。これは、岡本が冗談半分に提案したものである。世の中の猫ブームは続いているし、LINEスタンプでも猫は人気である。しかし実際には、イマクニ?スタンプに猫が登場するのは2種しかない。あからさまな便乗であるが、数あるタイトル案のなかで、社長が即決したのがこれだったのだ。

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LINE STOREのダウンロードページはこちら

社長: ええやんコレ。この感じがイマクニ?ぽいねんな

「イマクニ?ぽさ」の感覚は、クリーチャーズ全社で共有されているようだ。

そして9月9日、申請。
『aDanza』スタンプを申請した2015年5月頃は、審査に1か月ほどかかっていた。一度リジェクトを受けたこともあり、配信まで2か月強を要した。最近は審査期間が大幅に短縮されたという話を聞いていたので、今日申請すれば、当初のリリース目標だった9月16日までに間に合うかもしれない。
岡本やプロジェクトチームのメンバーは、LINEからの承認メールを楽しみに待った。

2016年9月21日
~リリースへ~

9月14日、LINEクリエイターズマーケットからのメールが来ている。早い!承認か!?と期待してメールを開くと、リジェクトのお知らせだった。リジェクト理由は“画像データの不備”。背景を透過させていない画像と、オブジェクトが塗りつぶされていない画像があったのだ。単純なデータ不備という、イベント性のないリジェクト理由だったのが残念だ。さすがに再審査が2日でできるはずはない。9月16日のリリースは諦めざるを得なかった。

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岡本: だからちゃんとデザインチームにデータ見てもらえばよかったのにっ

イマクニ?: ごめ~ん。直すよぉ(ヘラヘラ)

そして再申請。

7日後の9月21日にリリース許可のメールがきた。
残念ながら9月16日には間に合わなかったが、さほど時間もかからず、無事にリリースすることができた。「販売開始」ボタンをクリック後、ややタイムラグがあって、クリエイターズマーケットに追加された。自分たちのつくったものが世に出る瞬間というのは、やはり嬉しいしエキサイティングな瞬間だ。

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さっそく、全社員宛の業務連絡メールを出そう。

  本日、イマクニ?LINEスタンプがリリースされましt……

メールを書いていると、岡本のスマホに、ボスや社員たちから次々とイマクニ?スタンプが送られてくる。

岡本: (みんな察知するのが早いな……)

とりあえずメールを送信し、スタンプの売り上げレポート画面を確認する。この売り上げレポートは、ほぼリアルタイムで分配額を反映してくれる。ページをリロードするたびにイマクニ?スタンプの分配額が上がっている。
リリース直後の売り上げのほとんどは、社員や関係者による「厚意」での購入によるものだ。ありがたいものである

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はたして今後の伸びはいかに。

2016年11月30日
~イマクニ?スタンプのその後~


リリース直後は好調な売り上げを見せていたイマクニ?スタンプ。その後の様子を見てみよう。

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9月21日~11月30日までの分配額合計:12,157円
初日の「ご祝儀」以降は予想通りの販売数に落ちてはいるが、コンスタントに購入してもらえているようだ。
スタンプの配当金は販売価格の35%なので1個につき42円の収益で、スタンプショップでコインで購入されたものは31円になる。ざっくり半分ずつで割ると、販売件数は約340個。340名の人がイマクニ?スタンプを気に入って買ってくれたのだ。

<使用数>

どのスタンプが多く使われているのかも確認してみる。統計情報ページで、アイテムごとの送受信数を見ることができる。
リリースから11月30日までの合計送信数の上位と下位3種は以下の通り。

■1位「OK」 送信数696  受信数1696
■2位「グーッ」 送信数521  受信数1269
■3位「(こんらん)」送信数463 受信数1293

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■38位「(あばよ)」 送信数121  受信数463
■39位「夕食どーすんの?」送信数119  受信数224
■40位「交換しましょ」送信数78 受信数246

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スタンプリストはこちら

やはり使いやすい「OK」や「グーッ」が人気だ。
一見すると使いどころのわからない「(こんらん)」が上位にあるが、お茶を濁して会話を終わらせたいときに重宝するのかもしれない。

最下位は「交換しましょ」。大人になると、誰かに交換を申し込む機会は少ないのだろう。「夕食どーすんの?」も同様、シーンを限定したものは使うタイミングが難しそうだ。無言の「(あばよ)」は、意図が伝わりにくいのかもしれない。
このようなデータはとても良い反省材料になり、次回作への創作意欲が沸いてくる。
ちなみにイマクニ?スタンプは(aDanzaも)社内ツールとして大人気なので、クリーチャーズ社員が使用件数を底上げしている可能性が高い。

最後に、参加メンバーに本プロジェクトの一押しのスタンプを聞いてみた。

野元:「イエーッ オニとスズメ」ですね。やっぱりイマクニ?と言えば「ポケモン言えるかな?」ですので、何とか各方面に怒られないギリギリを攻めたのがこれでした。喜び溢れた時に使うのはもちろん、楽曲と同様にガラッと話の流れを変えたい時に、急に使うのもよいですね。「ポケモン言えるかな?」をご存じない人も意に介さない感じがイマクニ?とマッチしています。

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大塚:個人的なイチオシは「肉」のスタンプです。友人にご飯に誘われたときや、お腹が空いていることを伝えたいときに活用します。イマクニ?にかかえられた牛と豚がすっとんきょうな顔をしているのがシュールで可愛いので、会話のアクセントとしても使いたくなります。

ほかには、「行けたら行きます。」のスタンプも使いやすくてオススメです。イラストからわかるように、このスタンプの本意は「行きません」なんですけど、それを直接言いにくいときに使えます。「本当は行きたいんだけど、だけどホラ、この状況だから行きたくても行けないんだ、ごめんね」という意味が込められた奥深いスタンプだと思っています。

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長島: 「BEST FRIEND FOREVER」。カタカナを消した跡をわざわざ残しているところに、イマクニ?のあざとさがうかがえます。

「なるほどね(猫バージョン)」。まだ使ったことないけど、猫が好きなので最初から残そうと思っていました。デザインも初期のままです。

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イマクニ?:「BEST FRIEND FOREVER」。メッセージ性が強い。世相を斬っているから。

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以上が、イマクニ?スタンプ制作の顛末である。
楽しかったので、たとえ売れなくてもまたつくろう、ともくろむ岡本であった。

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