はじめまして、ポケモンCGスタジオの金子です。
ポケモンの3DCGモデルにアニメーションをつける、モーションデザインを担当しています。
なんと今回、初のE3の視察に行ってきました!
そんな中で各企業ブースや気になったタイトルを中心に、ゲームファンとして楽しんだこと、また会場の雰囲気等をお伝えします。
任天堂ブース
スーパーマリオ オデッセイ
まずは任天堂ブース!
スイッチ発売後初のE3ということもあり、これから出る人気ソフトが目白押しでした!
目玉は『スーパーマリオ オデッセイ』。会場にはオデッセイの世界観であるニューヨークのような街並みが再現され、
BGMも相まってワクワクさせてくれる空間ができあがっていました。
入場列のかなり前の方に並んでいたおかげで、スムーズにオデッセイの試遊をすることができました。しかし……説明してくれる海賊コスプレのお兄さんの言ってくれている英語が理解できない……。 ともあれジョイコンを振ることで帽子を飛ばすという動作はとても直感的で、爽快感もありました。ニューヨーク風の摩天楼を登りまくったりできるのは街並みオタとしては楽しい限りです!
スプラトゥーン2
自分自身大ファンのゲーム、『スプラトゥーン』の新作もありました! それが試遊できるとなればやるっきゃない!
ということで長い長い列に並びプレイしてきました……。アメリカにもイカ研究員がいるのは驚きです。
試遊できる台数は8つ、ちょうどナワバリバトルが4vs4で楽しめるようになっています。
前作にはなかった新しいスペシャルウェポンが追加されており、どんな攻撃ができるかわからないため戸惑いながらの操作でしたが……やっぱりスプラトゥーンは楽しい!
試遊上限である2回のプレイはあっという間に終了してしまい、味方と勝利を分かち合っていると……勝者には限定キャップの引換券が!!
スプラトゥーン2のパッケージでキャラクターがかぶっているメッシュキャップでした。これには大興奮!
ということでオデッセイに出てくる帽子屋さんを模した景品交換所にダッシュ! 最高のお土産になりました。
試遊の後には、日本代表とアメリカ代表のスプラトゥーン2エキシビションマッチも観戦できました。たくさんの観衆が見守る中、惜しくも僅差で日本が敗れていました……残念!
その他の個人的な注目タイトル
個人的に目についたのは、「five fo」という日本の会社の『CIRCLE of SAVIORS』というゲームでした。
体感型のアクションゲームなのですが、グリーンバックの前に立った人をゲームの世界にそのまま投影する技術が使われています。
東京ゲームショウにも出展されており、日本国内ではすでに常設のアトラクションとして遊べるところがあるみたいですね。
デモでプレイしていたのは、VRのヘッドマウントディスプレイをつけ、日本の学校制服の上からマントを羽織った女の人。(たぶん本物の女子高生ではない……。)
両手に剣を持ち、豪快に斬りまくっていました。プレイしている本人にどう見えているのか謎ではありましたが、見ていて現実とゲーム世界のリンクが面白いなと感じました。
『MLB THE SHOW17』のブースもありました! 野球ファンの自分には嬉しい発見でした。
屋外に設けているあたり、ベイスボールは晴れた空の下でやるもの、というアメリカの心を感じます。
この手のゲームはなかなか革新が起きづらいものですが、今作からボールの回転を 忠実にシミュレーションし、より現実に近い打球の軌道を描けるようになっているそうです。さらに気温や高度も計算するというのですから驚きです。
現実を再現するということに重きを置くアメリカらしい一面でした。
そして隣には……なんと簡易的なバッティングセンターも作られていました! しかも硬球! さすがアメリカ!
僕もトライしてみましたが……しょっぱい当たりと空振りを繰り返しただけでした……。
その他会場の様子
Xbox One Xの発表もあり、Microsoftブースは歩くのが大変な程の混み具合でした。やはり今回は新ハードを発表したMicrosoftに最も視線が集まったのかなという気がします。
UBISOFTのブースも盛り上がっていました、これまた大好きな作品『アサシン クリード』の新作をやりたかったのですが、時既に遅く、そこには長蛇の列が……。これも今年から一般の方がE3に参加できるようになった影響なのでしょうか?
『アサシン クリード シンジケート』発売から1年のインターバルを挟んでの今作。注目が集まりました。
最後にE3を振りかえって

ARMS初プレーの同僚にいいようにやれました……。
毎年、E3はインターネットで情報を見るだけでしたが、実際に参加することで世界のゲームに対する熱や考え方、姿勢を垣間見ることができたと感じています。これから発売される『Star Wars バトルフロント II』等の人気のタイトルがロサンゼルスの街をジャックしたり、やることが大きいなと改めて感じました。
また今回は一般にもチケットを売り出したこともあって、現地のゲーマー達の空気を体感できたのも収穫でした。
そのため試遊の列も長くなってしまったようですが(笑)
E3以外でも、大きな骨つきの肉を筆頭にした食べ物達や、Uberでの移動といったアメリカという異文化を直に触れるまたとない機会になりましたし、とても貴重な体験をさせていただいたと感じています。
以上、E3の体験記でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!