DECEMBER 22, 2017

ゲーム企画・開発会社の「情報システム部」とは?

社員のヘルプデスクから社内インフラの企画・構築・保守・運用まで幅広い業務を担い、快適な仕事環境を守るクリーチャーズの「情報システム部」。会社が機能する土台を作り、ゲーム制作を裏から支えている情報システム部とはどんな部署なのかを、若手の2人がご紹介します。

辰野理英
入社5年目。役者からSEに転身して数年の経験を積んだのち、クリーチャーズに入社。チーム内ではWindows系サーバーの保守やトラブルシューティングなどをメインで担当。猫が好き。

中島哲野
入社2年目。若くして応用情報技術者試験に合格した実力を持つ。ネットワーク周りをメインで担当。シーチキンマヨネーズおにぎりが好き。

情報システム部はどんな部署?

辰野:
組織体系図では管理本部に所属しており、現在4名が在籍しています。会社の各部門が業務を円滑に進められるよう、情報システム面でサポートしていくのが私たちの役割です。業務はおおまかに言うと、情報システムに関する専門的作業と、それを利用する社員のヘルプデスクの2つですね。

情報システムに関する専門的作業

辰野:
まず、稼働中のサーバーやインフラの維持は欠かせません。これは社員にとって正常に動いていて当たり前なので、死活状態を視覚的に確認できるXymonで稼働状態を常に監視しています。問題が発生した場合にはGraylogで収集したログを確認したり、各サーバーの監視に便利なPrometheusで収集したデータをGrafanaで可視化し、CPUやメモリ、ネットワークトラフィックの状態を分析したりしつつ、速やかに対処します。

業務の根幹を支えるサーバーやインフラの保守は非常に重要です。(※画像はイメージです)

また、社員から意見をもらいながら稼働中のシステムを改善していくことも重要な業務のひとつです。それに加えて、新しい技術やシステムも積極的に触ってみて、良いものがあれば会社への導入を提案します。そのために、新しい技術やトレンドの情報には、常にアンテナを張っています。そしてG SuiteSlackのような社員が直接利用するシステムを実際に導入する際には、手順書を用意し、勉強会を開催して説明を行うのも私たちの重要な仕事です。導入するシステムの便利なところをしっかり理解してもらって、業務に役立ててもらいたいですからね。

中島:
システムを利用するためのID作成やアクセス権限設定なども、私たちが行っています。Active Directoryに新入社員のIDを作成したり、ファイルサーバーやPerforceのアクセス権限を設定したり、といった一見単純な作業ですが、この設定次第で様々なことが出来るようになったり、逆に出来なくなったりするため、作業は慎重に行います。

社員のヘルプデスク

辰野:
社員からの「PCが動かない」、「アプリケーションを起動したらエラーが出てファイルを開くことができない」といった連絡を受け、原因を探って解決します。問題を解決できた時に感謝の言葉を頂くと、やっぱり気持ちが良いですし、この仕事をやっていて良かったと感じますね。

中島:
その他には、開発中のゲームのバックエンドに関する相談を受けたり、業務のタスク管理や連絡用で使っているRedmineやSlackなどを各部門の業務にマッチするようカスタマイズしたりします。社員の要望でカスタマイズすることもありますが、「あると便利そう」という理由だけで自分たちから追加している機能もあります。(笑)

情報システム部のいいところ

辰野:
サーバーやネットワーク機器の管理に、先に挙げたようなオープンソースソフトウェアをいくつも利用し、社内ネットワーク構築やサーバー監視などを全て自分たちで行っているため、1からの構築を経験できるのはいいですね。また、必要であれば遠隔監視用にArduinoRaspberry Piを使った機器を電子工作するなど、やることが決まり切っていないところも楽しいです。

Arduino Yúnを使った温度計は、サーバールームで活躍しています。

中島:
私は、仕事のやり方を自分で考えて自由に決めていけるのがいいところだと思います。自分が最良だと判断した手段で課題に取り組むことができるんです。自由な発想やアプローチが許される環境なのは大きな魅力だと感じています。そして、そういう仕事の進め方は、自分の技術力向上や業務に対する強い責任感にもつながっています。

私たちの部署は「情報システム部」という名前ですが、私が入る前は「技術開発部」という名前だったらしく、今もオフィスのキャビネットにはその頃の創作物が残っています。辰野さんの話にある温度計もその名残なんだと思います。(笑)

創作物の一部です。入退出管理システムを応用して、オフィスの各エリアにどれくらいの人がいるかというのを自動でカウントしてくれます。

そういった今までの蓄積や、クリーチャーズがゲームの企画・開発会社ということもあり、情報システム部としての業務に対する価値観や姿勢は変わっているかもしれません。そういう楽しみや面白さを仕事に取り入れていく環境は非常にいいものだと感じています。

そして新しい発想やアプローチを生み出すため、手の空いた時間で興味のあることを研究させてもらえたり、話題のガジェットや新技術などを会社で購入して触ったりできることも嬉しいですね。

仕事をするうえでのこだわり

辰野:
色々な人と関わりながら仕事をすることが多いので、「明るく笑顔で親切に!」をモットーにしています。気軽に相談してもらうことで、問題が小さいうちに対応できるので、話しかけやすい印象を持ってもらうことはとても大事だと考えています。その成果なのか、社内を歩いていると気軽に相談してくれる人が多いですね。

他には、疑問が出たら自分の考えだけで回答せずに他のメンバーと相談するようにしています。問題の発見から解決までの道筋はいろいろなアプローチがあります。しかし自分だけで考えると、考え方が凝り固まってしまうので、他のメンバーと相談することによってほぐすようにしています。私以外も同じように考えているようで、部署内ではそういったコミュニケーションが特に多く取られます。

その場ですぐに相談ができるような席になっていて、とても便利です。

中島:
私は何かを説明する時、その内容を相手にしっかり理解してもらえるようにわかりやすい言葉を選ぶように心がけています。また、よほどのことがない限り、問い合わせに対して前向きな回答をするようにしています。これも情報システム部が相談しやすい部署であるための工夫のひとつです。

また、ネットワークをメインで担当しているので、使用している規格やプロトコルの仕様は必ず勉強するようにしています。そうすることで現状のネットワークを理解することができ、ネットワークの不調時やヘルプデスクでの応対もスムーズにできています。

辰野・中島のとある一日

【7:00~】
起床。スマホに届いている通知メールを確認して深刻なエラーがないかさっと確認。

【9:00〜】
出社中。スマホで情報収集していたら、新たなセキュリティ脆弱性が話題になっていたので目を通す。

【10:15~】
出社。デスクで朝ごはんを食べつつ、PCでさらに情報収集。

【10:30(始業時間)】
サーバーや各種システムからの通知メールに目を通す。エラー等で対応が必要であればそのまま対応に入るが、この日は特に何もなし。

【10:40~】
週一の朝会。1週間の重要な出来事の報告と今後予定している作業の連絡をする。

【11:00】
アカウント作成や権限追加、ファイルサーバーへ新規プロジェクト用の共有フォルダ作成などの依頼が舞い込んでくる。それらの業務の空き時間に、Windows 10の大型Updateについての社員向け告知文やアップデート手順書の草案を部署の皆に見てもらい、意見をもらう。

【13:00~】
お昼ごはんは朝にコンビニで買っておいたお弁当やファストフードなどで手早く済ますことが多い。残り時間はネットサーフィンやゲームで息抜きタイム。最近はスプラトゥーン2にハマっている。

【14:00~】
PCの調子がおかしいとの連絡が入ったので、現地調査に向かう。
ディスプレイが映らないとのことだったが、ディスプレイコネクタの変換ケーブルが壊れていた。新しいケーブルで接続してもらって問題解決。
自席に戻る際、他の方から「ちょうどいいところに」と声を掛けられ、そのままRedmineについて相談を受ける。

【16:00~】
ヘルプデスク業務が落ち着いたので、無線LAN環境の調査をする。全社員が違和感なく無線LANを利用できるようにするため、日頃の調査が欠かせない。
専用アプリケーションを使って、オフィス全体を歩き回りながら調査するが、不審者と間違われないか少し心配。

【18:00~】
新しいテレビ会議システム導入のための実用試験を実施。部署全員で使用感を確かめる。

【19:30~(終業時間)】
問題が発生していない事を確認し、退社。

2人の今後の目標は?

辰野:
自分の足りない知識を勉強するのは当然なのですが、常に新しい情報を取り入れて行く姿勢を忘れないようにしたいと思っています。

中島:
私もまだまだ知らないことばかり(SEは一生勉強)なので、既存の主要技術は実務レベルで触れておきたいです。中長期的にはインフラの面倒を1人でも見られるようになりたいと思っています。また、インフラの存在を感じさせないように不便なく、自然な形に作れるようになりたいです。

究極を言えば管理や保守は、映画『アイアンマン』に出てくるJ.A.R.V.I.S.のようなAIに任せられるようにしたいですね。自分は意思決定だけして、あとはコーヒーを優雅に飲みながらやりたいことをやるような……。あ、辰野さんの目が怖くなってきたので、ここでやめておきますね。

 


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